認知症問題

食べ物で出来る認知症対策|減塩は絶対するな!

認知症になる前に、今から出来る対策として生活習慣の見直しや適度な運動、趣味や人との交流などが重要だと言われています。

中でも食生活(食べ物)については認知症に限らず大変重要なものですが、正しいと思ってやっていたことが実は認知症に繋がる可能性があるとしたら・・・

この記事では健康である為に大変重要なもの、そして特に認知症の対策として積極的に摂るべき食べ物がわかりますので、是非今日から取り入れていって下さい。

絶対にやってはいけない減塩!

日本の平均寿命は世界でもトップクラスですが、それを喜んでもいられません。

なぜかというと平均寿命と健康寿命との間には男性で約9年、女性で約12年もの差があるからです。つまり、寿命最後の10年ほどは要介護の状態で生きていることになります。

そして要介護(寝たきり)になる原因は、平成25年国民生活基礎調査によると脳卒中と認知症で過半数を占めます。このふたつの原因疾患に大きく影響しているのが間違った指導による減塩です。

一般的に生活習慣病の予防として減塩をするよう指導されると思います。寝たきりの原因1位となる脳卒中の原因としても塩の摂りすぎがありますし、認知症予防にも減塩と言われます。

塩にはナトリウムやカリウムほか、沢山のミネラルが含まれます。この微量ミネラルが我々の身体のひとつひとつの細胞には必要なものであり、これが減塩で不足する為に様々な弊害が生まれます。

例えば、血液中のナトリウムが減ると腎臓から血圧を上げるホルモンが分泌されます。これは『標準生理学(医学書院)』という医学生の教科書に明記されています。
それ以外にもさまざまな生活習慣病の悪化に結びつくような弊害ばかりがあると・・・。高血圧の人は病院等でかならず減塩するよう言われると思います。どういうことなんでしょうか?

減塩による弊害

1.高血圧励起
2.心筋梗塞危険率アップ
3.糖尿病悪化
4.交感神経緊張、代謝ダウン
5.免疫能力ダウン
6.がんの危険性アップ

 

『行き過ぎた減塩が動脈硬化などにつながり、それが脳梗塞や血管性認知症に繋がっている。』
『減塩は認知症の危険性を増大させる。無闇な減塩は、むしろ健康を害しかねない。』

専門家はこのように警鐘を鳴らしています。

また、アメリカの著名な医学雑誌『ニューイングランドジャーナルオブメディスン』に掲載された内容をご紹介すると、以下のとおり塩分摂取量を減らすと心血疾患のリスクが高まることが分かっています。

研究結果

10万人以上の人々を3.7年間にわたって追跡調査し、尿中に含まれるナトリウム量から計測した食塩の摂取量と、心血管疾患(心筋梗塞や狭心症など)になったり、それが原因で死亡したりするリスクの関係を調べた。

そこで判明したのは、たしかに食塩の摂りすぎ(この報告の場合は約15g以上)によって疾患のリスクは増大するけれど、それと同時に、減塩(この報告の場合は約7.5g以下)の場合にもリスクが増えるということ。つまり、『増塩』と同様、塩を減らしすぎることにも心血管疾患のリスクがあることが示された。

週刊現代さんからお借りしました。

厚生労働省は’15年版の「日本人の食事摂取基準」で理想的な食塩の摂取量は1日8g未満としており、日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン」は塩分摂取量を1日6g未満としています。

全ての人に当てはまるとは言えないかもしれませんが、生活習慣の見直しや認知症の予防、高血圧の対策などとして減塩を推し進めるのはいかがなものか?

白澤抗加齢医学研究所の白澤卓二氏も以下のように仰っています。

食塩の主要成分であるナトリウムは細胞外液(血液やリンパ液)を構成しています。それがほかの物質と連動することで自律神経を安定させ、心臓の働きを保っています。

塩が不足すると、心臓の動きに問題を起こすのはもちろん、『低ナトリウム血症』という病気があり、ひどい場合には頭痛や錯乱状態を発したり、こん睡状態に陥ったりする危険性もあります。

 

間違った指導により、どれだけ国民が減塩しているのか?
こんなデータがあります。

食塩摂取量の平均値の年次推移(20歳以上)(平成15~28年)
出典:国立循環器病センター病院「減塩食について」

年々順調に塩の摂取量は減っていますが、これで高血圧の人は減ってるのでしょうか???
しかも、塩が増えれば高血圧になる理由を以下のように説明しています。

食塩は血圧と密接な関係があります。食塩を摂りすぎると、血液中のナトリウムの濃度が高くなります。ナトリウム濃度が高くなると、それが、中枢神経に働いてのどが渇き、人は水分を摂ります。水分を摂ると血管に流れる血液量が増え、血圧が高くなります。つまり、食塩を摂りすぎると体内のナトリウムと水分の量を調整するために血液量が増え、高血圧になるというわけです。

にゃんこナース
にゃんこナース
塩を摂ったら喉が渇いて水を飲むから血流量が増えて高血圧になる・・・?
う~ん、これって冷静に考えたら子供だましみたいじゃないですかー?
カンナビ博士
カンナビ博士
こんな理屈で誰が納得するんじゃ?
にゃんこナース
にゃんこナース
しかも、高血圧の基準はどんどん引き下げられて、今では135/85 mmHg以上で治療対象ですよね?
カンナビ博士
カンナビ博士
薬屋も病院も儲かって仕方が無いのぅ 😎

 

歳を重ねると血管が硬くなるのは仕方の無いこと。その分、血液を身体の隅々まで送ろうとすると血圧を上げる必要があるので、自然と血圧は高くなります。それを無理やり薬で抑えるわけですから、それに伴って弊害が起こるのは当然のことではないでしょうか。

特に血圧を下げる薬を飲んでいると、脳梗塞になる可能性が飲んでいない人のおよそ2倍になるというデータが2006年の東海大学医学部の調査結果で出ています。血圧が上がって脳出血が起こることより、無理に血圧を下げて脳梗塞になる心配をすべきとの結論に至っているのです。

減塩は避けましょう。もっと言えば足りていないので積極的に摂るべきです。これだけで認知症の予防だけでなく、他の病気にもならずに済む可能性まであります。

但し、塩は天然塩に限ります!
食卓塩と呼ばれる精製塩は、「塩化ナトリウム(NaCl)が99%以上」と表示されています。この高純度の精製物が身体に入ると、万病の元と言われる活性酸素が発生すると言われています。しかも塩化ナトリウムしか無いため、体内でのミネラルバランスが大きく崩れてしまいます。
それに対し、天然塩は塩化ナトリウムの他、カリウムを含むさまざまなミネラルからできており、この微量ミネラルが身体には非常に重要です。

認知症に効果の期待出来る栄養素

認知症の予防に効果があるとされる栄養素をご紹介します。これらの栄養素を含む食べ物を普段からしっかり摂っていれば認知症予防の効果が期待出来ます。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHA(ドコサヘキサエン酸)は体内で生成することができない必須脂肪酸の一つです。アジやイワシ、サバ、カツオ、サンマ、マグロなど青魚の脂肪に多く含まれるほか、α‐リノレン酸を摂取すると体内でEPA(エイコサペンタエン酸)を経て、DHAが合成されます。

DHAは、神経細胞を活性化して情報伝達をスムーズにし、学習能力や記憶力を高めるといわれています。また脳の神経細胞が死滅するアルツハイマー病においては、このDHAが傷ついた神経細胞を修復し、生き残った神経細胞の発育を促進するのではないかと期待されています。

レシチン・コリン

レシチンはフォスファチジルコリンとも呼ばれ、約13%のコリンを含むリン脂質(リンを含む脂質)の一種で細胞膜の主成分であり、脳神経や神経組織を構成します。コリンはビタミンに似たような働きやビタミンを助ける働きがあり、体内に入ると細胞膜や神経組織を構成するレシチンの材料になります。

アルツハイマー型認知症の原因の1つに脳内神経伝達物質であるアセチルコリンの量が減ることがあります。アセチルコリンはコリントアセチルCoAからできていますが、コリンはレシチンからできています。材料であるレシチンやコリンが不足すると、神経伝達物質が生成されなくなってしまうため、徐々に記憶力の低下や認知症などを引き起こします。
レシチンは認知症予防のほかにも動脈硬化の予防、肝機能向上、脂質代謝活発化、美肌などの効果があります。そしてコリンには、脂質代謝を促して体脂肪の分解を助け、コレステロール値を減らす働きがあります。

レシチンは大豆レシチンと卵黄レシチンの2種類があり、大豆レシチンは大豆や大豆製品、卵黄レシチンは卵黄に多く含まれています。コリンは牛、豚、鶏のレバーや卵、大豆、ささげに多く含まれています。

オレイン酸

オリーブオイルには、青魚同様に不飽和脂肪酸が含まれています。オリーブオイルに含まれている不飽和脂肪酸はオレイン酸というもので、血中のコレステロールや中性脂肪をコントロールする効果があり、これにより動脈硬化や脳梗塞のリスクを低下させる効果が期待できます。また、オレイン酸は、アルツハイマー患者の脳に蓄積したアミロイドβを減らす効果もあります。

認知機能改善に関する最新の臨床データ

林修先生の『今でしょ講座』はご存知ですか?

2019年10月22日に放送されたスペシャル番組は『日本全国の健康長寿を大調査「秋の長生き朝食ベスト20」大発表』というものでした。

長生き出来る食べ物として12位にランキングしたチーズですが、認知機能改善にいいという大学での研究結果が今年だけで3つも発表されているということでしたのでご紹介します。

  • 2019年5月 東京大学
    カマンベールチーズに多く含まれるWYジペプチドに認知症予防効果が期待できます。アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの沈着が、チーズを摂取するほうが少なかったと言う研究結果です。
  • 2019年4月 慶應義塾大学
    中高年114人を対象に3ヶ月測定した結果、βラクトリンが中高年の記憶力を改善する効果が期待出来るそうです。
  • 2019年9月 桜美林大学
    1日に33gのカマンベールチーズを3ヶ月間食べた人たちは、脳神経に栄養を与える因子が増えたという実験結果が発表されました。

そこで、脳によい最強レシピがコチラ!
パンにツナとチーズをトッピングしてオリーブオイルをかける!
超簡単!DHA・EPA・オレイン酸が摂取できる最強チーズトーストの出来上がり!

食事の際のポイント

認知症予防に効果のある食べ物を摂り入れるのはもちろんですが、本人がメニューを考えたり、調理をすることが重要なポイントとなります。

栄養のバランスを考えた食事メニューを毎日考えることは脳機能をしっかり使いますし、思考力が必要です。材料をいろいろ考えたり、調理の際には食材の切り方一つをとっても思考力を必要とします。

さらに調理は立って行いますので、一度に頭も体も使います。脳の前頭前野の活性化を誘起する可能性があると言われ、調理が認知症予防に効果があると期待されています。

 

最後に、もしご家族が認知症かも?と思ったら早めに行動を取って下さいね。