カンナビノイド

CBDの依存性は?お酒やタバコと比較して考えてみる

CBDに依存性はないのでしょうか?
大麻成分であるCBDを始めて利用される方には気になるところだと思います。

今回の記事ではCBDの依存性に関して、現在日本で認められているお酒やタバコとの比較もしながら解説してみたいと思います。

にゃんこナース
にゃんこナース
CBDが手放せなくなるようなことって、ないのかしら・・・
カンナビ博士
カンナビ博士
それはじゃな、既に科学的に証明されておるぞ!

CBDの日本での違法性について

日本における大麻取締法

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドの中でTHC(テトラヒドロカンナビノール)とともに2大成分のうちの一つです。

THCは、いわゆる”ハイ”になる成分であり、日本の大麻取締法で違法薬物として禁止されている成分です。

ただし、THCとCBDを組み合わせた大麻(医療大麻)は高い薬理効果があることが分かっており、特に近年おおくの諸外国で医療大麻合法化の動きが加速しています。

一方、CBDに関しては日本においても所持、使用ともに問題ありません。

大麻取締法第一条:
大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」

つまり、大麻草の成熟した茎および種子から抽出されたCBD成分で作られたCBD製品は大麻取締法の対象外であり完全に合法ということになります。

ということはCBDであっても、抽出部位が葉や花穂であれば違反となりますので、『どこ部位から抽出した成分を使用しているか』について十分注意する必要があります。

WHO(世界保健機構)の見解

2016年の大麻草に関連した物質の第38回ECDD(依存性薬物専門家委員会)事前審査書の勧告(CBDは薬物にすべきではないという勧告)に基づいて、2017年11月の第39回ECDD会議にて事前審査報告書が公表されました。この報告書は、WHO事務局が2010年に定めた精神作用物質の審査方法の手順に基づいて作成された国際的に権威のある文書です。

CANNABIDIOL (CBD)Pre-Review Report

日本語訳:日本臨床カンナビノイド学会
カンナビジオール(CBD)事前審査報告書

CBDの安全性について

乱用傾向の実験モデルで、CBD は、条件づけられた薬物処置区画の嗜好性あるいは脳内自己刺激にほ とんど影響を与えないように思われる。動物用医薬品における CBD 弁別モデルでは、THC 代用となることに失敗した。ヒトにおいて CBD は、乱用あるいは依存可能性を示唆する作用を示さない

CBDの効果について

効果が切れると逆にけだるさや疲労感がくることもない、今までに無かったサプリメントである。

今のところ、CBDオイルを使用して体調が悪くなったり、眠けやダルさを感じたという例は報告されていない。

このサプリメントの素晴らしい効果が立証されたことで、すでにいくつかの国がCBDオイルを市場で取り扱うため、激しい争奪戦が起きている。

いまだに合衆国連邦はヘンプを含む商品の公式な取り扱いに前向きではない、にも関わらず、非公式ながら、海外からわざわざ取り寄せてCBDオイルを愛用する者が急増していることで、皮肉にも同商品の人気と注目度を強調することにひと役買っている。

以上のとおり、WHOの報告においてもCBDのマイナスな意見はなく、安心して利用できる成分であることがわかります。

CBDの依存性・副作用について

さきほどのWHOの報告書にも『依存性の作用を示さない』とあるとおり、CBDに依存性はありません。

また、ヘロイン中毒者を対象とした前臨床試験において、CBDオイルが「ヘロインへの渇望」と「不安症状」の抑制に有効的であると報告されています。

つまり、他の薬物の依存性を解消する薬理効果が期待出来るということです。

副作用について、CBDは植物由来の成分であることから化学薬品のような強烈な副作用はありません。ただし、場合によっては以下のような副作用を伴うケースがあるようです。

  • 眠くなる
    高濃度のCBDオイル摂取で稀に発生することがあります。
  • 食欲が増える/減る
    CBDの欲を抑える作用により食欲が減る可能性があり、逆に空腹時は食欲が増える可能性があります。
  • 血圧が下がる
    血圧を下げる薬を常用している場合は医師に相談してください。
  • 口が乾燥する
  • パーキンソン病患者の震え
    医師に相談してください。
  • 肝臓の常用薬がある場合
    医師に相談してください。

依存性度合いの比較

1994年、カリフォルニア大学のジャック・ヘニングフィールド博士がアルコール・ニコチン・コカイン・ヘロイン・カフェインと大麻を比較し、「依存」「離脱」「耐性」という点において、大麻は最も中毒性が低いという結論に至っています。

また、全米科学アカデミー医学研究所は、煙による害を別にすれば、大麻使用による副作用は他の医薬品で許容されている副作用の範囲内にあるとしています。

さらにイギリスの研究団体ベックリー財団も「大麻は精神および身体を含む健康問題で良くない場合があるが、相対的な害では、それはアルコールやタバコより極めて害が少ない。」としています。

つまり、大麻は酒やタバコやコーヒーより中毒になりにくいことは医学的に証明されているということです。

■ジャック・ヘニングフィールド博士の評価

離脱症状切望感耐性依存性陶酔性
ニコチン34215
ヘロイン22122
コカイン41433
アルコール13341
カフェイン56556
マリファナ65664

※1が最も強く、6が最も弱い

・離脱症状:運用している薬物を完全に断った時に禁断症状が現れること。身体依存を意味する。
・切望感:薬の使用を止められない状態、精神依存を意味する。
・耐性:長期の使用によって、同じ効果を得るために摂取量が増えていくこと。
・依存性:薬の使用を止められない状態になること。
・陶酔性:気持ちよく酔う状態で、その結果、本人や社会に及ぼす害の程度。

大麻が病気に効く理由  full version 福田一典医師 より

カンナビ博士
カンナビ博士
以上のように、マリファナの依存性・耐性・離脱症状は6つの中で最も弱く、ニコチンやアルコールがいかに高いかが分かるな
にゃんこナース
にゃんこナース
それなのに、なぜ日本はお酒やアルコールは合法で、マリファナに関しては医療目的でさえも認められないのですか、博士?
カンナビ博士
カンナビ博士
・・・